Micronが個人向けブランドのCrucial撤退は衝撃ですね
へー、LLMそんなに流行ってるんだー、まぁ部品は少々値上がりはするかもだけど時期が悪いおじさん継続しておけばいいよねー…なんて思ってましたが、MicronがCrucialでやってた個人向けを撤退するってレベルのデータセンターに高速なDRAMことHMBを買い占められ、個人向けは値上げで済まずにこれまでの構造が変わるレベルに市場が改変されガチのマジで時期が悪く、AIバブルが弾けるかなにかしらのブレイクスルーが見つかるまで続きそうだというのに驚きです
SKHynixがHBMでウハウハでMicronもHBMに食い込みたいとがんばってるのは知ってたけど、MicronがHBMの生産に集中するためにまさかCrucial撤退するなんて思ってなかったじゃん…
ちなみにHBMもDRAMの一種でチップを垂直に積層した高帯域のメモリで、普通のDRAMより作るのが難しく、需要が供給を上回り作れば作っただけウハウハで、使うシリコンウェーハは3倍だけど単価は5倍以上で利益率は数十倍(アナリストの予想)になるんだとか、まぁそりゃそんなに儲かるからやりたがるのはわかるけどさ、撤退は悲しいですよね
もう中国の謎メーカーがDRAM量産してくれるのに期待するしかないんですかね?
DDR4は回るSamsung B-Dieを大量に持っていますし、DDR5もSKHynix A-Dieのよく回るのを32GBx4枚持ってるから個人的にメモリはまだ良いですし、どーしてもMicronのチップを使ったメモリが欲しいとかでもどこかしらから個人向けに流れてきたりはすると思うのでそう言う方向でも心配はないんですけど、Crucialみたいな個人向けにも結構チカラを入れてた主要プレイヤーがブランドごと撤退したのは流石にビビりました
ローカルでLLM動かしてみるとメモリなんて仮に1TBあっても足りないだろうってのはイメージとして分かるんですがどうすんだよこれ
そしてそんなレベルでデータセンターがメモリを買い占めるってLLMサーバーを大量に動かすってことでしょうし電力が枯渇してAIと人類で電力を奪い合うとかそう言う問題になってこないのか?普通のデータセンターのサーバーと違ってLLM向けのサーバーはGPUとHBMをド派手に活用するから回すのと冷却で10倍以上消費電力を使うとか何かで見たので、環境負荷が低い核融合発電をより安定して安全に行うためにミノフスキー粒子の発見が急がれますよ
正直この界隈よくわかってないんですが、発電での革命やLLMサーバーで知見を溜めまくって大幅に効率化するブレイクスルーやキヤノンのハンコみたいに量産出来る半導体製造装置で安価でエコなAIチップやMRAMやReRAMを作りまくれてバラ撒けたり冷却効率の良い液浸冷却の方法が発見されるとか、その辺りが同時に起こらないとこの先ずっと高騰か高値安定の2択っぽくて時期が悪そうですね
それとクラウド向けに資源を集中してそこで行われた技術革新がローカル向けに降りてくるのはどれくらいかかるんだろう?
とりあえず今のPCがヤバいから近いウチに買うつもりなら現時点ではまだ価格改定がされてなくてお値段据え置きになってるPCを今すぐにでも買うことをオススメします、具体的にはDELL, HP, Lenovoを値上げ前に駆け込むか、まだお値段が据え置きなMacが良いかなーと思います
別に今すぐ必要ではないけど数年内になんか買うかも?って場合が困りますね、今言ってるローカルPCでも40TOPS必要っていうので数年遊べるなら今スナドラXを買っちゃいたいんですけど、40TOPSとか言い出したの進歩の速いAI界隈で1年半とかいう遥か昔の話ですし、機能が大きく変わる時期だろうから様子見したい気もするしなぁ…と
これまでだとintelの次世代は凄そうだから今世代は様子見しようレベルの話でしたけど、今回のは規模が違いすぎて先が全くわかりません
ちなみにHDDはDRAMやNANDより生産設備の増強が難しいとのことで、RAWを1枚も削除しちゃいけないビョーキで既に220TBのHDDがあるボクは買い占められまくってるHDDのお値段も心配です、生成物を書き出すときにGPUが1番のボトルネックだからストレージはHDDでも全然間に合うだとかでHDDも刈られ気味でWD青8TBとかトンデモナイ値段になってますしね
HDDはニアラインHDDとコンシューマ向けHDDの境界線が曖昧だとかでAIバブルが早々に弾けなきゃ今が一番安いんだろうからSeaGate BarraCuda 24TBを4台くらい買っておいた方がいいんですかね?仮に安くなったらまた買えば1TB辺りの取得単価は下げられるし買っておくに越したことはないのか?
