EiswolfでGPUを簡易水冷化しました

Eiswolfがやっと来ましたよ。配送中に今どこにあるよーってメールが事あるごとに来るんですが、さーっと見て閉じようとしたら、なんか見たことある文字列が目に留まったと思ってガン見したら、署名に書いてある住所がまさかのカール・ツァイス通りですよ。乃木将軍の名前から乃木坂って付けたのと同じ感じなのか?オスカー・バルナック通りや光学通りがあるのは知ってましたが、カール・ツァイス通りもあったんだなー。気がつけばZ7ではBiogon T* 2,8/28ZMとSonnar T* 1,5/50ZMばかり使ってるボクには地味に嬉しいですね
ってことで本題です。EisWolfでGPUを水冷化しました。これでPCイジりは一段落し、秋の撮影シーズンに挑みたいですね

結論

このPCのRTX2070に取り付けました。以下モノの紹介取り付けベンチマーク負荷時の温度測定とやっていますが、Eiswolfを…というかGPUの水冷化を…一言で言うと「CPUはハイエンド空冷でも良いからGPUは水冷化すべき」ってレベルでオススメです。空冷より冷えるし熱ダレもしないから速いし静かで良いじゃんって感じでしょうか。ぁ、Eiswolfが他の簡易水冷に比べて特別冷えるのかは知りませんよ。ただEiswolfは取り付けもお手軽だし空冷より圧倒的に冷えます。OCした状態でOCCTでGPUに負荷を掛けまくっても55度切り余裕ですよ
ただMSIのTrioみたいな巨大なヒートシンクを使った空冷が嫌っていうなら水冷化をオススメしますが、そもそも簡易水冷を買うお値段でもう1ランク上のGPU買えちゃいますし、そっちを選択してMSIのAfterburnerで適当にパワーリミットを絞って使えば冷えるし静かでしょうし…ってので、RTX2080Ti未満のGPUで水冷をオススメするのは難しいですね。逆にRTX2080Tiで性能が足りないけどTITAN高すぎだろ…って人が、冷やしてよりパフォーマンスを引き出すために水冷化をやるなら適切だと思います。ぁ、ちなみにボクは自己満足のためにRTX2070を水冷化しました。自分のPCでもCPUとGPUの水冷を一回やってみたかったんですよ
それと簡易水冷と本格水冷の選択は、ホース切って作るっていう面倒な作業をこなせる上に、定期的に適切にメンテナンス出来るマメな人間かどうかってところで選ぶべきですね。以前友人のPCのハードチューブの本格水冷の組み立てを手伝いましたけど、ボクはあれを自分のPCでやるのは無理なので、簡易水冷くらいがちょうど良いかなーって感じですね

モノの紹介

alphacoolのEiswolf 240 GPX Pro 11684です
適合表はここ。MSIのTrioやASUSのROG、GIGAのAorus、ZotacのAMP Extremeみたいな各メーカー上のグレードのモノだと別のが必要みたいですが、NVIDIAのリファレンスデザインの基板を使用したRTX20xxだと11684が適合するみたいです。Superだとどうなるんでしょうね?GIGAのは11684で良いみたいですが、他のは適合表の更新待ちですかね

今回は付属の240mmラジエータは使いません。すでに取り付けてあるEisbaerと280mmラジエーターにEisbaerだけを連結して使用します。まだ天板にラジエーターを追加出来るのでツインラジエーターにも出来るんですが、天板開けると音が上方向に漏れてきてうるさく感じるのが嫌でしてね。水温は測れないので非接触の温度計でラジエーターの温度を測ってみてもまだ全然低いので280mmのを1個で大丈夫そうですし…と。そんな感じでポンプが2個でラジエーターが1個になるんですけど、PCから外した状態でリークテストをしてみた限りだと水漏れは特に問題ないですね。上手く加熱出来なかったので常温でしかテスト出来ませんでしたが、大丈夫だと思いたいです

表面はこんな感じ
CPU用の簡易水冷でよく見るタイプのポンプ一体型の水枕ですね。それがGPUクーラーについてるイメージです。厚さも2スロ分ですね

裏面
コア部は水冷だけど周辺部はヒートシンクに接しているだけなので、GPU周辺に上手いこと風を流してやった方が良いのではないかと思います。ボクは適当にファンを追加して使います

交換と取り付け

ASUS TURBO-RTX2070-8Gっていう外排気のGPUの保証を投げ捨てて取り付けます。内排気の方が静かだし冷えるので外排気は評判悪いですが、小型ケースに突っ込んでもエアフローとか気にしないで良いし、逆に静音ケースなら一昔前のヤバい音がする外排気と違って音もそれほど気にならないから使いやすいので、ボクは外排気が好きです

GPUを適当にバラし、付属の熱伝導シートを適当に切ってGPUへ貼り付け、冷却部とバックプレートでサンドイッチするだけです。面倒な箇所はあっても難しい箇所はないので簡単です
ボクのGPUには必要ありませんでしたが、一部GPUをバラすのにナットドライバーがいるかも?って程度ですかね。それと熱伝導シートを16枚扱う必要があるのでピンセットがあると捗りますよ

alphacoolのクイックリリースは外すと数滴漏れますが簡単に繋ぎ変え出来るので組み込みも容易です。大型のケースなら邪魔なホースを逃がす場所もありますし、このクイックリリースはお手軽で良いと思う。下の写真だと窮屈そうですが、奥行き方向はスカスカなので余裕で逃げられますよ。ただ小型ケースだと逃しようも無いでしょうし、その場合は本格水冷にした方が良いのかと思います

ベンチマーク

空冷、水冷、水冷OCで行ってみました。Ryzenは冷えたら冷えた分だけ勝手に回してくれるのですが、GeForceは冷えても余分に回してはくれないので、自分で設定する必要があり、MSI Afterburnerで軽く試した限りだと周波数+150MHzの実測最大2,085MHzなら安定するので、それもやってみました。室温は27.5度でした。あと周波数とか温度と消費電力はHWiNFO64で読んでいます

FFベンチ

とりあえずいつものFFベンチでスコアを比較。スクショは例によって一番下です
空冷から水冷へ付け替えただけだと、ブーストクロックが続くから数値がちょっと伸びてるなーって程度でしょうか。でも熱的に余裕なので適当に周波数を盛ってやると盛った分だけ伸びます。FF15はマジで9980です。1万超えもありましたが3回測定して真ん中の値を使うっていう自己ルールの関係で9980です。FF14系ベンチだと空冷と水冷OCでも2%程度しか変わらないですけど、FF15ベンチだと10%ほど速いですし、静になる上に約1割伸びる用途に使うなら189.95ユーロで水冷化するのも案外コスパ悪くないかもしれないですね
そして今にして思えば3DMarkもやっておけば良かったなぁ…と。空冷で測り忘れちゃったので仕方ないですね

負荷を掛けた状態での温度

FF15ベンチのループ再生

FHD高品質で30分ループ再生させてみました
開始後と終了前のそれぞれ5分を除いた中間の約20分間の平衡している部分を読むと、空冷だと79度で1,769MHzの消費電力171W、水冷にすると54度で1,871MHzの173W、水冷でOCした状態で2,038MHzで56度の消費電力194Wですね。温度的には全然余裕なんですけど、これ以上OCするなら電圧をより盛らないとですが、それはそれで怖いので辞めておきます

OCCT GPU:3D

30分行ってみました。下の画像は水冷でOCしたモノです。空冷水冷のもどうぞ。空冷だとGPUの温度がいい感じに上がってって天井を打ってますが、水冷だとOCの有無を問わず60度にすら到達しないので全く問題ないレベルですね。ちなみにポンプは全開固定ですが、ラジエーターファンは700rpmしか回ってなくて、ほぼ無音です、それでもこんなに冷えます。これCPUはハイエンド空冷でも良いから、まず何より先にGPUを水冷にした方が捗るんじゃないかと思いますよ
ちなみにOCCTの出してくるグラフで荒ぶってるFANIN2はチップセットのファンで、CPUはポンプ、FANIN1がラジエーターに取り付けたファンって感じですね。チップセットファンもスカスカなA4-SFXでは回っている音がはっきりと聞こえてたのですが、Define Nano Sでは特に聞こえませんし、X570のチップセットファンもファンが壊れない限りは文句ないですかね

水冷OCだけですが温度と周波数のグラフも出しておきます
これを見てしまうと、GPUは何が何でも水冷って考えになってしまうなぁ…。次からはある程度以上のランクのグラボを買うならGPUクーラー外しても保証の外れないEVGAの元から水冷なモデルを選ぶと思います

ベンチのスクショ

空冷

FF15Ver1.2 FHD高品質, FF14漆黒FHD最高品質, FF14紅蓮FHD最高品質

水冷

FF15Ver1.2 FHD高品質, FF14漆黒FHD最高品質, FF14紅蓮FHD最高品質

水冷OC

FF15Ver1.2 FHD高品質, FF14漆黒FHD最高品質, FF14紅蓮FHD最高品質