Ryzen 9 3900Xの簡易水冷での温度測定

例の不運と踊っちまった事件の時に「こんなついてない事があった直後なら逆に当たるかもしれない…」って事で連番で10枚買ったサマージャンボ宝くじが昨日発表になったのですが、なんと1等と組が同じで番号が13番違いでした。ハズレはハズレで例によってただの300円なんですけど、普通にハズレた時よりもなんだかキヨキヨしい気分がしますね

ってことで本題です
Ryzen 9 3900Xの温度測定をしました。前にもやらなかったっけ?って感じかもですが、あれは3900Xを小型ケースに突っ込んだから純正未満のローエンド空冷でどうにか動かすために電圧をオフセットしたって話しでしたし、今回は大型ケースと大型クーラーに交換しているので、ある意味今回が本番です。そして皆々様に参考にしていただきやすい数字かなーと
そんな感じで、alphacool Eisbaer 280を使い3900XをOCCTを回して温度を測定しています。PBOはEnableと明記、ファン関係は全開固定、他はM/Bの初期設定、電源プランはRyzen balancedって感じですかね
ちなみにEisb”ea”rだと思ってたらEisb”ae”rでした。ぇ、ベアーじゃなくてバエァー??ってことでググってみたらドイツ語だとクマはbärでシロクマをEisbärって書き、äの代用表記がaeだから”Eisbaer”ってことみたいです。固有名詞を派手に間違えているのは、誤字脱字誤用とか平気なボクでもどうかと思ったので、過去記事も訂正しておきました

ファンをあれこれ取り付け

Noctuaのファンが届いた

頼んでいたファンが届きました。モノはNoctuaのNF-A14 PWM。140mm角で25mm厚の普通のファン、それを3つ買いました。ボクは最近Noctuaのファンばかりを買っていますが、どこのにするかは各自の好みで良いんじゃないかと思いますよ
Noctuaの型番の読み方がわかんね…。14は140mm、PWMは制御なのは良いけど、NF-xのxの部分は?って感じかもですが、「A」は万能だけど高い、「P」も万能型だけど「A」の下位互換、「S」は風量特化(m3/h)、「F」は静圧特化(mmH2O)、「R」は安価なヤツって感じです。ボクは大体カタログの各種数字とニラメッコした末にこの差なら…ってことで無難な「A」を毎回買ってしまいますが、CPUクーラーで使うから静圧に優れた「F」にしよーとか、排気ファンだから風量重視でここは「S」だな…って方向で決めるのも楽しいんじゃないかと思います

取り付けた所

サクッと取り付け。他のパーツなどはこちらでどうぞ。共振とかの問題は出てないですね。あと120mm角で25mm厚のファンは手持ちがあったのでついでに付けておきました。ボクは吸気過多が好きなのと、底面と前面を排気にすると足元に生暖かい風が流れてきてムズムズするで排気は左のリアファンだけです
GPUが長くてラジエーターにはファンを3つしかつけられませんでしたが、まぁこれは仕方がないですね。次項で比べてますが、冷え的な意味ではファンを3個とか取り付けてもちょっと冷えてる気がするなーって程度ですし、alphacool純正の2つで十分かと思います。ただボクの精神を落ち着ける意味で、Noctuaのファンをたくさん取り付ける必要があるんです。そしてMini-ITXなのにこんな巨大なケースなんだったら、もう数mm長くしてサンドイッチさせてくれても良かったのになぁ…って気もする。Noctuaがもう少し薄いファンを出してくれることに期待ですかね
他には組んだときからメモリが変わってます。A4-SFXのメモリと交換しました。3200 CL14から2666 CL19ですが、non-ECC UDIMMからECC UDIMMになっています。1.2Vのまま3200 CL22でも回るのですが、何のためのECCかわからなくなるので定格のままです。冷静に考えたらこっちの方がワークステーション感があるので自己満足ですね。DDR4-3200で1枚32GBのモノが出てくるまでこれを使おうかなーと思っています

温度の測定

まとめ

手元の温度計で室温は27.0度、アイドルは約35度〜42度を行ったり来たりって環境で測定しています
ファン交換の前後でOCCT v5.3.2.b1のCPU:OCCT データセット(小) AVX2と、CPU-Zのストレステストをそれぞれ30分行いながらHWiNFO64でログを取ってみました
下の表はHWiNFO64でとったログで、各種値は開始5分後と終了5分前を除いた中間20分の値が安定している部分の平均値です。それと周波数やVIDなどの複数出る項目は全ての平均して扱ってて、CPU使用率もコア0スレ0からコア11のスレ1までの平均、消費電力はCPU Package Powerのことです
こう眺めてみると少しでも性能の良いクーラー使った方がいいですね。PPTで適当に制限掛けたり、周波数と電圧固定して使うなら問題ないですが、なんかそう言うのって最初は楽しくてやるんですが、実使用し始めると面倒だよなーってなって途中から野放しで使っちゃうボクみたいな人は特にそうです。あとCPUの仕事量を見る目安は消費電力で見るのが一番硬いんですかね?周波数とか電圧じゃ参考にはなりませんね。他は知りませんが、ボクの使っている環境だとPPT…Package Power Tracking…を設定するとCPU Package Powerがその値を目処として動くので、これを使うのがわかりやすいのかなぁ?と。あとファンはNoctuaに交換した方が冷えていますが、数度冷えてて数W多く働いているってラインですし、これならalphacool純正で十分だと思います。それとこのVRMとチップセットの温度を見てしまうと、適当なステーを作ってM/Bの上にファンを吊るす感じにした方が良いんじゃないか…って気になってます。十分エアフローがあるはずなのにこの温度は…って感じですよね。遊園地の復活が望まれます

CPU:OCCT データセット(小) AVX2

もうちょい詳しく…ってことでグラフを貼っておきます。ちなみにCPU:LINPACKはこんな感じ。CPU:OCCT データセット(小) AVX2の方がより負荷を掛けられます
280mmのラジエーターと大量のファンで以前のヤバいクーラーとは比べられないほどに冷却性能が良くなっているはずなのにこの温度。OCCT データセット(小) AVX2はやりすぎな感じがしますね。AMDもintelみたいにAVXオフセットを設定出来てもバチは当たらないんじゃないかと思いますが、全部ひっくるめてPPTでやれってことなんですかね?

消費電力と温度のグラフも起こしておきました。最初のドカっと上がった部分は最大で184W掛かっています。凄い…。ちなみにボクのM/BでPPTをAutoにするとRyzen Master読みでPPT540Wに設定されてますね。やり過ぎだろう
定格のPPT142Wにすると78度ですが、定格とかガン無視してRyzen 9 3900Xをフルロードさせる目的でCPUクーラーを買うなら、最低限大型の簡易水冷かハイエンド空冷が良いんじゃないかなぁ?と思いました。逆に多コア目当てにゆっくり回すなら純正未満のクーラーでも十分だと思いますがね。まぁその辺りは各自の使用用途次第ですかね

CPU-Z ストレステストの場合

お手軽だしトンデモねぇ負荷が掛かったりもしないから手加減したい時に使うヤツです
以前Noctua NH-L9a-AM4っていうどう考えても3900Xを冷やしきれそうもないCPUクーラーで行ったときは、95度にぶち当たってそれはそれは見事なサーマルスロットリングしてましたが、Eisbaer 280なら余裕です
ボクがLrやPsなどで重たい操作を繰り返した時の状態をHWiNFO64で見てみると、CPU Package Powerが平均112Wで温度は平均74.4度と比較的近い関係になるので、ファンの回転数決めたい時とかに使いやすいです