ニコン純正ストラップにはボディ向けとレンズ向けがあり結構作りが違い、レンズの吊り金具につけるならレンズ向けストラップのLN-4がオススメって話です
普段のボクはピークデザインのアンカーを介してAN-4Bっていう他社カメラやクラシックカメラにも文句なしにオススメなニコンが生み出した史上最高のストラップを使ってます
ただマウントが危ないからレンズにストラップをつけろって取説に書いてあるレベルで巨大なZ180-600でAN-4Bは心許ないので、手元にあったピークデザインのスライドにしてたんですけど、巨大なアンカーの受けが微妙な位置にあるのでなんか使いにくく、買い換えるなら安くてモノも結構良いニコン純正を使いたいよなってことで最近の純正のストラップをとりあえず調べたら7種類ありました
それぞれ見てみると、ボディ向けストラップが5種類で、標準のAN-DC26、軽量機材向けでNikon表記のAN-DC27、ダブルステッチでちょっと作りの良いAN-DC28、長いAN-DC29、軽量機材向けでNikon Z表記のAN-DC23
レンズ向けストラップは2種類で、Fマウント時代の5kg弱の超重量級なAF-S800f/5.6Eまで対応したイカついLN-2、Zマウント以降の3kg程度までのレンズ向けなLN-4って感じみたいです
レンズ向けストラップとボディ向けストラップで方向性が違い、レンズ向けは重たい機材向けになってて、ボディ向けはその逆な作りらしいですよ、吊り金具がついてるレンズって等しく重たいですしその方が理にかなっていますね
それならLN-4が本命で無ければLN-2を買おうかなってことでお店で見てみたら、ダブルステッチで作りの良いAN-DC28がなぜか安く売られていて、LN-4だけ買えば十分なのにAN-DC28も一緒に買ってしまいました
そんな感じで手に入れたレンズ向けのLN-4とボディ向けのAN-DC28をそれぞれZ180-600に取り付けて肩にかけて使い比べてみると、確かにレンズ向けの方がクッションも分厚く幅広なので重量のある機材を肩にかけて持ち歩くのでも快適な作りになっていますね、ただ分厚い分だけゴワゴワすぎちゃって手首に巻いて使ったりしにくいし、レンズに吊り金具がないような軽量機材に使用するには明らかに過剰で逆に使いにくいかと思います
LN-4とAN-DC28でメチャクチャ変わるとは言わないけど、違いがわかる程度には重量のある機材を持ち運びやすい作りになっていますし、頑丈で良さそうなのに値段も特別高いワケでもないので、これからZ180-600に使うストラップを買うならLN-4を買わない理由はないと思う、そんな感じでZ180-600にはLN-4がオススメ、ボクは三脚座に直付けして使っています
しかしZ180-600は他の面の取り回しは良いんですけど三脚座の作りだけはなんか微妙、そこが惜しい
ぁ、それとお店で聞いた話なんですが、LN-2とLN-4で吊り金具に通す細くなっている部分の太さがかなり違ってて、AF-S800f/5.6Eまで対応のLN-2はZ180-600の吊り金具に通すには太く、素材が布なのでやってやれないことはないけどLN-4にしておいた方が無難だそうです、LN-2の方がちょっと安いんですけどLN-4にましょう