アジア杯が面白かった

どの試合も面白かったし、久しぶりに決勝まで行けたのも嬉しかったですね
各試合を軽くまとめると、権田に期待したボクがバカだったトルクメニスタン戦、コーランが鳴り響き完全アウェイないつものバーレーン戦、10人入れ替えて休んでも勝てたウズベク戦、ひたすら押し込まれ続けるサウジ戦、南野北川が噛み合わずにモヤモヤするベトナム戦、冨安大活躍で全てにおいて完勝し大迫のインスタが荒らされたイラン戦、ぐうの音も出ないほどに負けたカタール戦って感じですかね

決勝のカタール戦はもう仕方ない
カタールは山本昌邦さん風に言うと世界基準のチームでしたよ。アグレッシブだし球際も強かった上に戦術も柔軟で、チームとしての狙いや連動性も良く、ちょっと寄せてないだけで強烈なミドルシュートが見事に枠を捉えるって強すぎだろ、そりゃ優勝にふさわしいチームだった。そして前半の2失点ともスーパーゴール過ぎた。両方ともマヤさんがついててやられたんじゃ寄せきれてなかったとは言え諦めるしかない。中盤スカスカでも良いから後ろを人数かけて埋めとけば守りきれるだろってタイプの守り方じゃあんなの止めようがないですよ。そして鋭いミドルをバンバン撃ってくる相手に対してもそう守るようにするって、ボクよりも相手の試合を見てないのかと心配になるよなぁ。それとも例によって相手を舐めきってて、自分たちのサッカーをする方が大切だったってことなんですかね?

どれも面白い試合だったけど、個人的に面白かった試合を1つ上げるなら初戦のトルクメニスタン戦。スタメン発表から「権田さんじゃん!オレは権田さんに期待してるんだ!」と盛り上がり、失点してから、「権田に期待したボクがバカでした」「奥さんが可愛いところしか価値がない」「ロンドンで扇原くんにした仕打ちを許すな」って感じで、56分に大迫さんがやってくれるまでのハーフタイムも合わせた45分間とても盛り上がれましたね。そういう意味では権田に期待したボクは正しかった
大会初戦の前半に正GKが無謀なプレイしてイエローもらってPK献上するなら、普通に1点決められた方がいく分かマシですよね…

しかし大迫さんは良いな。柳沢、大迫、鈴木優磨と鹿島はあぁいう感じの方向に上手いFWを排出しますよね。そう言えば今年の冬の選手権準決勝でハットトリック決めた尚志2年の染野くんも、プレイが大迫に似ているから気になって調べてみたら鹿島のジュニアユースだったし、ここまで続くとなにか育成の秘訣があるのか?10代後半で1歳違うって途方も無い差なのに、17歳のあの子は凄いぞ、将来が楽しみだ。染野株が発行されるならIPOの抽選に参加するライン。それと香川も乾と柴崎くんと併用したら急に輝き出したし、その3人も今大会で見たかったなぁ

あと今回から決勝トーナメントがベスト16スタートになって1試合増えたのは良かったと思う。おかげで東アジアと中東だけだったところに東南アジアも絡んでくるようになりましたしね。日本が決勝トーナメントで東南アジア勢と当たったのって初めてですよね?っていうか日本が初めてA代表を派遣した1992年以降のアジア杯でも2007年のベトナム以外でGL突破したのを見た記憶がないような?とにかくこの方がアジア杯っぽくなってとてもよろしいかと。ただGLを3位でも突破出来るのはGLに緊張感がなくてなんかなぁ…なので、GLに参加出来るチームを増やして欲しいですね

最後にアレっすよ、決勝前のインタビューくらいは「何が何でも勝つ!」とか言って欲しい。「この試合に勝つことによって日本のサッカーの成長がー」とか言うけどさ、4年に1回のアジア王者を決める国際大会の決勝で、成長はとりあえず置いといてよくね?明示されてない未来や不透明な成長より目先の決勝戦の勝利ですよね?「アテネ経由ドイツ行き」とか言ってた人が「負けても最後まで諦めなかったことで成長する」とかってNHKで解説してたけど、アテネで2連敗して即帰国が決まった選手たちは成長して何人ドイツに送り込めましたかね?文句なしに呼ばれたのは駒野だけで、ドイツで合宿中に負傷した田中誠に変わって茂庭が呼ばれたくらいだったよね?負けて成長なんて当てになりますか?オシムが言ってた「大事なことは、昨日どうだったか、明日どうかではなく、今日一日を大切にすること」って方が成長に繋がると思う。そしてボクとしては負けた日本代表よりカタールの選手の方が成長出来たんじゃないかと思います。彼らに足りないのはA代表での実績だけでしたよね?それをアジア杯の決勝戦っていうガチ試合で、半年前のW杯でベスト16だった日本…無為無策でカタール戦に望んでたとは言え…をボコボコにして勝つことで自信をつけて成長出来んじゃないかな。自分たちのサッカーみたいな、相手を無視した傲慢なことを言い出さず、ちょっと運が良ければ、W杯でもいい線まで行ける可能性があるんじゃないですかね?

成長成長とか無駄に言い出すと、まーた延々と方向性の確認をし出さないか心配です。そして特に策があるわけでもなく、同じメンバーを使うことで機能しない選手が噛み合うのを待ち、口では成長成長って繰り返して取り繕うのが田島会長の言うJapan’s wayなのかな?日本はそんな悠長なことやってられるほどの強国でしたか?「勝て勝て勝て勝て代表だぞ!」ですよ。最後まで諦めなかったけど力及ばず負けたのが成長に繋がるとかドヤ顔で言われてもそんなものは知らん。人間力が低くて心も整ってないボクはイラッとくるだけだ。そもそもグダってるのを取り繕うように「方向性は確認出来た」とか繰り返してたから代表人気が無くなったんじゃないのかな?これからは「クソみたいな試合をしてしまったけど成長出来た」とかやりだすんですかね?選手や監督に協会関係者からは「VENI, VIDI, VICI」以外の報告は不要だと思いますよ。なにか言うにしろ「プロフェッショナルと言えばケイスケ・ホンダ」とか「最高のベンゼマを約束する」くらい突き抜けてみせろよ

でもまぁ決勝まで行けましたし、良かったといえば良かったかな。今回のアジア杯の心残りといえばザックのUAEと戦えなかったの程度ですし、とりあえず気持ちよくコパアメリカには行けますね